Whole crop silage / 08 / 2020

2020年8月11日更新>

7月は全国的に降雨量が平均を下回る月でした。

播種時期から降雨不足気味で来ていて一時はストームにより状況の改善は見られた西豪州でしたが7月の降雨不足で、再び一時的に不安が広がる状況となりました。特に内陸部低降水量地域での不安が大きくなりました。

東豪州はこれまでの降雨の蓄積もあり、北部の一部の地域を除いては降雨量についての心配は見られていない模様です。

7月の降水量の平年との比較(より濃い赤で色付けされた地域が平年より降雨がより少なかったことを示しています。

8月に入っての降雨(本日までの1週間の降雨量)

7月の降雨量不足で不安が広がり始めていた西豪州ですが、8月に入りここ数日でまとまった降雨が広い範囲で見られたため、一定の安堵感が出ております。

西豪州弊社買付地域

天候:7月は非常に温暖な月で降雨の少ない乾燥した月となりました。

生育進捗:弊社工場周辺では生育丈30~50cm程のレンジとなっております。

降雨の状況:8月に入りまとまった降雨があり一定の安堵感がでておりますが、引き続きまとまった降雨が降ることが望まれております。

国内需要:農家さん手持ち在庫がない状況ですので、牧草もストローも追加手当は困難な状況が続いております。

東豪州弊社買付地域

気候:7月は比較的温暖で一部地域を除き全体的には降雨の少ない乾燥した月となりました。

生育進捗:7月の降雨量は地域によっては平年の降雨量を下回ったようですが、今までの降雨の蓄積もあり、全般的に生育は順調に進んでおります。北部地域の一部では降雨に恵まれていない地域もあり、生育不良となている穂場も確認されております。

生育丈は地域ごとに大きく差異が見られております。、

国内需要:州内での目立った冬場の需要の強まりも見られていない様子です。